トレーニングで最も重要なのは’’呼吸’’
今日のテーマは『トレーニングで最も重要なのは’’呼吸’’』についてです。
トレーニングと聞きますと、一般的には筋肉を鍛えて、たくさん運動したりする印象を持たれると思います。
その上で私がトレーニングにおいて「呼吸」が一番重要というのはそもそも
呼吸は運動だからです
人間が生まれてすぐに行うのは呼吸という運動です。
呼吸にはたくさんの筋肉が関与しておりますが、当然のことながら運動の強度が最も低いです。
ですがこのもっとも低い運動こそがどんなトレーニングを行う上で、最重要になってきます。
まず人間は生まれてから1度も 『呼吸の練習』ってしなくても呼吸が出来ます。
これは脳の小脳という分野で勝手に出来るようにインプットされております。
その他にも小脳には『歩行』と『咀嚼』が関与しておりますが、こちらも同様に練習をしなくても勝手に出来るものです。
その中で呼吸をする為に必要な筋肉というものが存在します 。
いくつかの筋肉が作用してきますが
人によっては呼吸が浅い傾向にあったり、適切な量の呼吸が出来ていない方もいますが
元々生まれてすぐに出来ている運動なので、そもそも浅い実感や量が少ないなどの実感がない方が多いです。
しかし現代人の呼吸量はかなり低下していたり、口呼吸になってしまっている傾向にあります。
そもそも呼吸が浅いと…
呼吸に必要な筋肉が上手く使えないと、脳は酸素をエネルギーとしているので身体に「酸素不足だ!」と指令を送り、首や肩などの必要以上の筋肉を多用して、呼吸をするようにします。
すると呼吸が正常に出来ていないだけでも
肩こりや腰痛、その他の身体の問題にも繋がってきます。
ではなぜ呼吸が浅くなるのか?
それは普段の姿勢であったり、ストレス 添加物などの多い食事、臭いなど外的な環境によっても乱れる事はたくさんあります。
知らず知らずに自分の呼吸が浅くなっていく事があり、それも無自覚なのが怖いですね。
ではここで改善の方法でよく言われるのが『深呼吸すれば良いのか?』です。
深呼吸は実は小脳ではない、違う場所の脳が働くのでそれだけでは改善は見込みずらいです。
また呼吸量が少ない方が一気に酸素を入れるとパニックになるので注意。
まずはストレス環境から逃れる事が大事ですが、なかなか環境が変えられない方は
少しずつ食事の改善を行う事などは重要です。
そして重要なのは正しい呼吸をトレーニングする事です。
ただトレーニングとして重量を上げて負荷を上げる事だけでなく、軽いトレーニングの中で呼吸は十分に改善していきます。
呼吸はすぐに改善しやすいですし、肩こりや腰痛などにも効果的ですので
お悩みの場合はぜひご相談ください!
BULLGYM 亀有
篠塚 裕太