今回のテーマは『ポケットに手を入れる』になります。

年末に向けて、少しずつ気温も下がりやすくなってきている中で、皆様も上着を着る機会が増えてきたと思います。
上着を着ると、よく見る姿としてあるのが『ポケットに手を入れる』です。

一見、身体には関係無さそうな内容ですが とても重要な事になります。

子供の頃に誰もが注意をされた事だと思います。
当時は転んだ時に手が出せないとかの理由だったと思いますが、もっと色々な悪影響がある事を今回は理解して頂きます。

人間の身体の動きは 上半身→下半身連動、もしくは下半身→上半身の連動する動作が基本になってきます。
この動きに合わせて、視野を保つ為に首が安定して働くようになっています

もうお気づきの方はいるかもしれませんが
ポケットに手を入れて歩く動作には、上半身の動きを制限している状態になります。


これにより、下半身との動きが連動しなくなり、脳の内の体性感覚といって自分の身体を自分で理解して動かす能力や自分の身体の感覚(自己所有感覚)が低下していきます。
このような影響が身体の痛みやケガにも影響が出る事が関係しますし、スポーツのパフォーマンスの動きや、ダイエットなどにも影響が出てきます。

ちょっとした動きの違いですが、これが毎日積み重なっていったら それは身体も悪影響ですよね。


振り返ると私も寒いのが苦手でいつも入れてました。
少しでも身体を良い状態に近づける為にも、手袋を使いましょう！

BULLGYM 亀有
篠塚 裕太